まだ削って詰める治療ができないお子さんの場合、私は進行止めをよく使います。完全に進行を止めることはできませんが、時間稼ぎは可能です。
ではできた時間で何をするか。
恐怖心の強いお子さんの場合は一緒に遊びます。本当に遊ぶのではないですよ。
治療器具を使って遊びます。風を手やおでこに当てたり、ほっぺたを吸ってあげたり。喜べばOK。しめしめ。
これは私がします。なぜなら削るのは私だから。
喜ぶまで色々します。何回かかかるお子さんもいますが。
もちろんスタッフのおねー様方も遊んでくれます。
喜んでくれたら多くはうまく行きます。
そんなことをしながら、
ほめてほめてほめてほめてほめて…。
お父さん、お母さんも一緒にほめてくださいね。少し恥ずかしいかもしれませんが。
自信ができたら何でもできるようになります。治療なんてへのカッパ。
あっ、怒ることもありますよ。調子に乗っちゃうと。その時はご勘弁を。
時間は多少かかりますが根気強くいきましょう。すべてはお子さんの笑顔のために。
泣き顔もかわいいですが、笑顔はもーっとかわいいですから。
ただ進行止めは黒くなるのがたまの傷。銀イオンの抗菌性なのでしょうがないんです。誰か他にいい薬開発してください~。
どうしても黒いのが嫌な方は使用しませんのでご安心を。