バランスの続きからです。
前編では骨と積み木を同じように扱いました。
でも実は骨を積み上げてバランスをとるなんてことはできません。
世界一の大道芸人でも無理です。
顎なんて落ちちゃいますから。
そう顎は落ちちゃうんです。
こうなると少し疑問が出てきますね~。
何で落ちちゃうものでバランスがとれるのか?
わかった方もいるかもしれません。
顎(だけではありません)を落ちないようにしてくれて、バランスをとり、バランスを崩すと悲鳴をあげる組織。これが無いと私たちは皆バラバラになってしまいます。
答は筋肉です。簡単でしょ?
今まではあたかも骨(と関節)のバランスのような話のすすめ方でした。
でも実は筋肉が骨を積み木のように立ち上げ、バランスを維持しているのです。
そして崩れた積み木を「手で支える」というのは実は筋肉に当てはまります。
といってもあなたの手は2本しかありませんから、何人かの友達に手伝ってもらわないといけません。
では皆で息を合わせ積み木を支えましょう。
…………。
数分もすればひとりが「もうだめ疲れた」と戦列を離れるでしょう。
すると隣にいた人が少し違う力を感じ、より力を入れなくてはならなくなりました。
疲れは相当なものになっているでしょう。
そろそろギブアップか?
…………。
なんとか耐えましたがもう力が入らない様子です。
おーっと、さらに隣がつらい顔になってきた!
反対隣も息絶え絶えだーッ!
…………。
………。
……。
…。
こんな感じで筋肉は助け合ってバランスを保とうします。
また筋肉は繋がっているので、連鎖的な反応もおこします。
話がそれすぎてどこへ戻ればいいのかわからなくなってきました。
いざパートスリーへ