根管治療とは虫歯などにより細菌感染した歯髄を取り除き、
炎症を起こしてしまった根管内をお掃除することです。
根の治療は見えにくい部分の治療なので、
患者さんにはとてもわかりずらいかと思います。
しかし、
歯を長持ちさせるために根管治療はとても大切な治療です。
根の治療が不十分だと後々に腫れたり痛みが出てしまい、
結局、せっかくの被せ物を外し、また再治療することになります。
また、ドクターの技術差が特にでる治療で、
日本の根管治療の成功率は60%弱とも言われています。
根管治療の4割近くが再治療になっているという現実があります。
当院には、他医院での根管治療でなかなか症状が改善しなかったり、やり直しが続いたり、抜歯を勧められた患者さんがたくさん来院されます。
当院では、で述べたような悩みをお持ちの患者さんがたくさん来院されます。
ひまわり歯科の根管治療成功率が高いのには、大きく3つ理由があります。
1. 根の先に向けて「徹底的に」感染源を除去すること
2. 治療の際に、「絶対に」唾液を根管内に入らないようにすること
3. 殺菌薬を「隅々まで」浸透させるテクニック
です。
続いて、具体的な治療の流れをご案内します。
根管治療終了後に根の先に膿みが溜まって噛んだ時に痛みが出る場合など、再根管治療の流れをご説明します。 大臼歯の根管治療では、特殊なケースを除いて、概ね5〜6回ほどで治療が終わります。
被せ物を取り除き、専用の器具とレントゲンも併用して根管の長さを正確に測定します。
根管の長さが正確に把握できていないと、細菌の除去が不十分だったり、逆に深過ぎて痛みが発生するリスクが高まります。
根管の内部を根の先の方へ向かって「徹底的に」洗浄し、むし歯菌に侵された象牙質などを完全に取り除きます。
一般の歯科医院ではどうしても不十分になりがちな行程です。ひまわり歯科の根管治療では、ここに最大の時間と労力をかけ、「これで大丈夫」というレベルまで、キレイになるまで掃除を繰り返します。
また、絶対に唾液が入り込まないことも再感染を防ぐ大切なポイントです。
根管の汚れを完全に取り除いた後、むし歯菌が残らないよう殺菌します。
ひまわり歯科では、この殺菌のお薬が根管内の隅々までしっかりと浸透する処置を行った上で、殺菌薬を注入します。
殺菌薬を十分に浸透させることが再根管治療成功の鍵です。
根管の消毒後、薬剤を根の先端まで隙間なく詰めて密閉します。
最後に、歯根の上に土台を入れ、クラウン(被せ物)を被せて治療終了です。